歩行障害をもたらす脊柱管狭窄症の治療|検査の負担が少ない病院

ホルモン異常による病

病室

喉の近くには、甲状腺と呼ばれる臓器が存在します。この甲状腺は体の調子を整えるホルモンを分泌する場所です。何らかの病変が発生すると、この甲状腺ホルモンの量が増加、または減少してしまうため、体にさまざまな異変が現れます。ホルモンの量が増えすぎた場合、動悸や発汗、手足の震えなどの症状が現れるようになります。バセドウ病と呼ばれる病がこれに該当し、体に特殊な抗体ができることから検査によって病を発覚することがあります。甲状腺ホルモンが少ない場合、多すぎる場合とは逆の症状が現れるようになります。脈拍数が少なくなり、一般的な人よりも寒がりとなります。体の疲れやすさも現れるようになるので、慢性化するとうつ病などを併発する恐れもあるでしょう。橋本病と呼ばれる症状がこれに該当します。甲状腺に何らかの異常がある場合、放射性ヨウ素を使用した治療法を用いることで改善できます。

甲状腺の異常を発生させるバセドウ病の治療法として、放射性ヨウ素を使った薬剤療法が行なわれます。甲状腺はヨウ素を元に甲状腺ホルモンを分泌させます。放射性ヨウ素を服用することで、甲状腺に直接放射性のヨウ素を取り込ませ、細胞を破壊することができます。放射性ヨウ素によってすべての細胞が破壊されるわけではないので、治療を受けることで甲状腺の細胞が減少しバセドウ病による症状を抑えることができます。この放射性ヨウ素を使った治療法は甲状腺がんにも適用されます。ヨウ素からの放射線ががん細胞を破壊し、初期の甲状腺がんであれば治療することもできるのです。